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中学生が勉強しない場合の対処法はコレ!

自ら進んで勉強してくれたら、どんなに嬉しいか!
でも、勉強しないのには理由があるんです。
対処法の前に、こちらの記事で理由を読んでくださいね。

理由がわかったところで、それぞれに応じた対処法を見ていきましょう。

目次

対処法1.目的と目標を明確にする

目的がなく勉強するのは、地図を持たずに旅に出るようなものです。
最終目的地を決め、到達までの日数があり、途中でどこに立ち寄って、どういう物が必要で・・・というように逆算で旅程を組むと安心できます。

勉強する意味が分からないなら、目的を明確にしてあげましょう
以下に例を挙げてみます。
ここでいう目的とは、どんな人生を送りたいのか?どんな自分になりたいのか?といった長期的な視野に立ったものです。

例.
将来こうなりたい(実現したいこと、ありたい姿)!
→何年後に?
→必要な経験は?
→どのような職に就けば経験できる?
→その職のために学ぶべき学問分野は?どの大学で学べる?
→その大学への進学実績がある高校は?
→何点あれば合格できる?
→今の学力は?
→合格点との差を埋めるために何をすればよい?
→入試まで何時間ある?
→毎日〇〇をする!!

このように長期的な目的から中期、短期、日々の計画へとどんどん落とし込んでいけば、今やるべき具体的な行動が見えてきます。とはいえ、そんなに先まで見据えられる子はあまりいません。それに、長期的な目的が変わる可能性もあります。
なので、ここまで細かくなくとも「高校入試では○○点取れるようになる」「だから次のテストでは△△点を目指す」のように身近な目標を定めておきたいところです。
そこから「良い点数を取ってどうしたいのか?」「良い高校に行ってどうしたいのか?」のように目的化していくといいでしょう。

お子さんの見える世界は、いろいろな体験や知識を通じて広がります。一緒に映画を観たり、キャンプに出掛けて子どもの頃の話をしたり、料理を手伝ってもらったり。
少し長い目で見て、勉強する理由を見つけるためのサポートをしてあげたらいいと思います。

目的地と日程だけ大まかに決めて他は成り行き任せ、ハプニングも旅のうちだから楽しんじゃえ!という人もいますけど、そういう人は目の前にある課題をクリアしていく勉強法が向いています。その場合でも随時目的地と現在地の確認はしてくださいね。

対処法2&3.何をどうやって勉強するか決める

勉強をしないのではなく「わからないからできない」というのであれば、できることを増やしていきましょう

できることって何?

そう思いますよね。それは各教科の基本事項です


英語は単語文法がわからなくても単語さえわかれば、意味をつなげて長文の内容がだいたいわかります。道で外国人に「わたし、たべる、らーめん、どこ?」と尋ねられたら「この人はラーメン屋さんを探しているのかな?」と想像できますが、これが「あなた、はしる、らーめん、どこ?」だとちょっと困ってしまいます。それと同じで、まずは単語力、その後に文法です。

数学は計算何よりも計算力です。文章題で式を立てられても計算ができなければ得点できません。球の体積の求め方を覚えても分数の計算ができなければ答えを導くことはできません。教科書やワークで正しい計算方法をインプットしたら、実際に解いてみる。はじめは答えを見ながらでもいいですよ。間違えたら解説を見てどういう間違いなのか確認、最後に自力で解きます。速く正確に計算するために何回も繰り返し解いてみましょう!

国語は漢字音読。青森の県立高校入試では例年14点分が漢字の問題です。確実に得点源になりますから、コツコツと積み上げていきましょう。1日に10個の漢字を確実に覚えようとするより、覚えられなくてもいいから短時間で多く(例えば50個以上)扱うのが良いです。1週間くらいは同じ漢字でもいいくらい。接触回数が多いほど確実に記憶に残りますよ。
あとは教科書の音読をしましょう。はじめはたどたどしくても大丈夫。繰り返すうちに単語の区切りや文のまとまりなどがわかるようになってきます。そうすれば長い文章への拒否感が薄れていきます。

理社は重要語句。教科書の音読がおススメです。重要語句は、なぜ重要なのかの理由まで覚えると理解が深まります。太字で書かれた語句の前後にある理由や背景などにも線を引くといいですよ。そしてワークで一問一答形式の問題を3回以上繰り返せば最低限の知識が身に着きます。
理科の計算問題は公式を見ながらでいいので例題レベルの基礎問題をやってみましょう。
社会の年号は語呂合わせもいいですが、まずは年表で大きな流れを把握すると頭に入りやすいと思います。

勉強の仕方は他にもいろいろあります。別の機会にご紹介しますね。

対処法4.環境を整える

家だとついダラけちゃう

勉強に取りかかろうと思ってもなかなか始められない

それは、集中できる環境ができていないからですよ

集中できる環境ってどんなところだと思いますか?
それは「勉強しかすることがない環境」です。塾の自習室なんかがそうですよね(図書館という方もいるかもしれませんが、私は本を読んでしまって勉強できません)。

つまり、勉強に関係するもの以外は目の前から見えなくすればいいのです。

・マンガ、スマホ、ゲーム機、テレビ、タブレットなどを別の部屋に移動させる
 移動できる部屋がない場合はカバンの中に入れてファスナーを閉め、できるだけ机から離れた場所に置くのもOK

・移動できないもの(本棚にある本、テレビなど)には背を向けて机を置く
 目に入らなければいいので、机の配置を変えられなければ布をかぶせるのもアリです

・場所を変える
 部屋の環境を変えてもダメなときは、リビングや塾の自習室などを使うのも手ですよ

大事なのは、誘惑するものを手に取るまでに時間がかかること。
20秒とか30秒とかかかれば、それだけ誘惑されにくくなります。

対処法5.短い仮眠をとる

学校に行っている子であれば朝から何時間も授業を受けて、先生やクラスメイトの顔色をうかがい、放課後は部活や委員会。疲れないはずがありません

「晩ごはん食べたら勉強するぞ!」とタイマーをかけても数分後にはウトウト、ノートには意味不明な文字が・・・

そんなときはガムを噛んでも体操してもダメなので、思い切って15分程度の仮眠をとってください。
ポイントは「15分程度です。
これ以上寝ると深い睡眠に入ってしまい、目が覚めてもかえってボーっとします。また、本来寝るはずの時間に脳が覚醒して生活リズムの乱れにもつながりかねません。

アラームをセット
机に突っ伏す(深い睡眠に落ちるのを避けるため横にならない)
起きたら背伸びをしたり肩を回したりして体をほぐす

これでも眠かったら、素直にあきらめましょう(笑)
睡眠不足の解消と疲労回復が優先です

対処法6.伝え方を変える

「宿題やったの?」「もうすぐやろうと思ってたんだよ」
「テスト近いんだからダラダラしてないで勉強しなさい!」「わかってるよ、うっせーな!」
大人はイライラ、子どもはムカムカ。

仕事や家事で疲れていたり大人としての悩みがあったりしたときに、お子さんがスマホやゲームばかりなのを見ると腹が立ちますよね。
この場合の怒りは「期待を裏切られた」という感情愛情の裏返しでもあります

一方、子どもの立場で考えてみます。今の動画が残り2分くらいで、終わったら勉強するつもりかもしれません。学校で友だちとケンカして気持ちを落ち着かせているところかもしれません。実は帰宅後すぐに勉強していて、今は休憩中なのかもしれません。
この場合の怒りは「何もわかってくれない」という悲しみ寂しさの現れです。

思春期真っただ中、絶賛反抗中の子が素直になることは難しい。だったらおとなの方から歩み寄りましょう。
「どんな動画観てるの?」「へー、おもしろそうだね」「次は何?」
「えー、次は観ないよ。宿題やらないと」
「そっか、動画ガマンして宿題やるなんてエライじゃん」

「ゴロゴロしてるけど、疲れた?」「それとも学校で何かあった?」
「いや、疲れてないし別に何でもない」
「ふーん、まあそういう日もあるよね」「やる気がない日は何もしなくていいと思うよ」
「テスト近いから何もしないのはマズいっしょ」

みたいに興味を示して、今の状況を認めるだけ。そうすれば進んで行動します。
上の対話はちょっと理想的ですけどね。
「受け入れてもらえた」という安心感が自己肯定感の源です。
自己肯定感が高まれば、頭ごなしに言わなくても自分のタイミングで必要な行動を選択できますよ。

何より「自分で選択する」のが大事なんです。
頭ごなしに言われたらカチンとくるけど、選択肢があって自分で選ぶなら「まあいっか」と思えることもあります。

どうしても言いたいなーというときは「やらない」という選択肢を省いた、勉強する前提の質問を投げてみます。
「おフロの後に宿題やるの?」「いや、先に宿題やる」
「今日はどの教科から?英語?数学?」「英語やって社会。明日歴史の単元テストあるから」

こんな風に。

最後に「ちゃんと自分でスケジュール立ててたのか。やるな」「応援してるからがんばれー」と言ってあげるといいですよ。
選択を委(ゆだ)ねられ、尊重してもらうことを「自分の人生は自分で決めていいんだ」というメッセージとして受け止めます。
この経験を重ねることによって、これまた自己肯定感が高まるのです。
自己肯定感が高ければ、たいがいの困難は乗り越えられます。

そして、言ったとおりにやらなくてもクレームを入れてはいけません。
そっと見守ってあげてください。
できなくて情けない思いをしているのは自分自身ですから、追い打ちをかけなくていいんです。

まとめ

勉強しない理由は人それぞれ。つまり対策も人それぞれ。
だから、ただ「勉強しなさい」と言っても響きません。

理由を知り、対策を取るために「この子は今どういう状態なのかな?」という観察「どうして勉強に身が入らないのか、どうすればいいのか」という対話を意識してみるといいですよ。

親子で言葉を交わすのをイヤがる場合は「こういうの試してみたら?」と提案して委ねるだけでもいいと思います。
ツンとした態度かもしれないけど「自分のために考えてくれてるんだな」という想いは伝わります。

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